「玉林園 てんかけラーメン」パッケージ
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どうもっ!ものグラムです。

今回は和歌山からの一品で、和歌山のラーメンと言って忘れてはいけない味わい、いや、今回ご縁ありご覧下さった方は是非とも覚えて頂きたい味わいが「てんかけラーメン」

玉林園という製茶メーカーが提供するラーメンで、和歌山県で「グリーンコーナー」をご存知無い方はいないだろう、そこで提供されるソウルフードでもあります。

今回はその味わいを家庭用に商品化された要冷蔵、チルド麺を購入し持って帰って来る事に成功(笑)。実際の店舗の味わいは今回頂けてはいませんが、先に家庭用から頂きたいと思います。

では!てんかけってなんや?グリーンコーナー?その辺りも踏まえ、楽しみに見て参りましょう、宜しくお願い致しますっ!

「玉林園 てんかけラーメン」パッケージについて

「玉林園 てんかけラーメン」パッケージ

パッケージはプラ製のトレイ型で、シンプルな帯仕様ですが、何故か売場でかなりの存在感を醸す様に感じられました。最近のパッケージは凝った作りの物が多く、逆にシンプルに文字とイラストのみの赤い帯なのが効いているのでしょう。

生麺のチルドというのもあり、流通範囲は非常に狭いと思います。個人的に今回は3度目の和歌山遠征でしたが、今までの2度では見つける事が出来なかったのもあり、やはりかなりレアな一品と言えるでしょう。

以前は玉林園公式オンラインショップで入手可能でしたが、今現在はオンラインショップ自体が休業中...。(2019年11月12日現在)個人的に入手出来たのは正直嬉しいのですが、この味わいを皆様にも味わって頂きたい想いからは非常に残念です。

では、このラーメン、「てんかけラーメン」、そして「玉林園」について見て参りましょう。

「てんかけラーメン」と「玉林園」について

和歌山の緑茶製造・卸・販売をされている製茶メーカーである玉林園は、法人設立としては昭和31年(1956年)ですが、創業自体は安政元年、1854年と、約165年の歴史があります。

現在の代表は林和宏氏で、製茶メーカーでありながらも食品製造、飲食事業もされており、現在直営8店舗、お茶道具販売店を1店舗と、和歌山の地域に根ざした経営をされています。

この玉林園の外食部門における方針は、「ロープライス・ハイバリュー」。客層はお子様よりお年寄りまで、全ての年齢層を網羅できる商品を展開し、今後の商品開発もこの方針に沿って行うとありました。

その外食部門、飲食事業の直営店舗こそが「グリーンコーナー」と呼ばれる店舗で、グリーンティ、抹茶はもちろん、幅広い食事メニュー、どんぶり、カレー、そば等も提供される、まさに幅の広い層に受け入れられる定食屋として(主にテナントイートイン方式)地元で愛されています。

その中でも特に注目すべきが「グリーンソフト」と「てんかけラーメン」

実はグリーンコーナーが開設されたのは昭和35年(1960年)で、本格的に飲食事業に乗り出しましたが、その2年前に開発されたのが世界で初めての抹茶を使用したソフトクリーム、グリーンソフトでした。

玉林園5代目社長である林己三彦氏はかなりのアイデアマンだったそうで、先見の明ある方だったそうです。

昭和42年(1967年)、昭和37年にグリーンコーナー用の中華そばを開発し5年後、「てんかけラーメン」が生まれました。

当時、女性一人でラーメン店に入る事自体が難しかった時代(当時は後ろ指を指される様な時代だったそうです)に、5代目は店舗の奥に食事が出来るスペースを設け、そこでラーメンを提供したそうです。お茶屋の奥ならば女性一人でも入れる。その当時の5代目の繊細な配慮には脱帽ですよね。

そしてその後、この「てんかけラーメン」は口コミで多くのリピーターを獲得し、グリーンコーナーの1番の人気メニューになる程。そしてそれを後押しする様に、全国区の某有名テレビ番組で取り上げられました。

お茶屋が生み出したラーメンこそがこの「てんかけラーメン」。てんかけとは天かすをかけたラーメンですが、その味わいはまだわかりません。

では、今からその内容を見て参りましょう。

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パッケージ裏、原材料、数値について

まずは裏側から。帯に原材料等のクレジットがありますが、この内容については後述させて頂くとして、やはりシンプル。まだてんかけの味わいはこの段階では全く想像もつかないと思います。

では、開封の前に、その原材料クレジット、数値をお伝えさせて頂きましょう。

原材料について

商品名称は生中華ラーメンとなります。

麺は生麺で小麦粉(国内製造)、塩、かんすいとなっています。

スープは食塩、畜肉エキス、野菜エキス、動植物油脂、醤油、ラード、チキンパウダー、みりん、ポークエキス、ガラスープ、風味調味料、砂糖、食塩、ガーリックパウダーが主でした。

まだこの段階で個人的にはピンと来るものはありませんでしたが、チキン、ポークに醤油、みりんがいかにも和を感じさせる様に感じさせました。

数値について

内容量は450gですが、めん110gの生めん。

カロリー351kcal、食塩相当量は6.4g、脂質は4.5g。この数値から非常にライトなさっぱりした美味しさを感じさせます。特に感じたのはてんかけ、天かすを使用しているにも関わらず、極端に低い数値に感じる脂質の4.5g。その分食塩相当量は若干高めではありますが、このバランス感もかなり楽しみにさせるポイントです。

中身構成について

楽しいにいよいよ開封させて頂きましたが、この「てんかけラーメン」、実はオールインワン使用。スープ、麺はもちろん、てんかけと言いながら天かすがない訳がありません(すみません笑)。そしてさらにてんかけラーメン定番のわかめ、紅しょうがもイン。店舗と全く同じ仕上がりに唯一足りないもの、実は刻みねぎ。ですので、ねぎだけは用意させて頂きましたが、それ以外全て店舗で出されているものと同じというのもポイント。

スープも希釈タイプでは無くストレート。これまたポイント(カブらせすみません笑)。

麺ゆでは1分20〜30秒が目安だそうで、さらにポイント(アカン、ポイントおっさんになっとる笑)。

どんぶりに、まずゆでた麺をオン、そこに熱々にしたスープをかけ、天かす、わかめはあらかじめ戻したものを乗せ、紅しょうがを。最後にパッケージにはありませんが事前に用意したねぎを乗せ完成。

では!いよいよその全貌が明らかに!「てんかけラーメン」とは?をご覧頂きましょう!

「玉林園 てんかけラーメン」完成

玉林園「てんかけラーメン」完成盛付け写真

コレこそが和歌山県の地に根ざしたラーメン、「てんかけラーメン」。きめの細かい天かすがスープ面積の約半分を占め、後はわかめが約1/4、紅しょうがは0.5/4位でしょうか?若干のスープと麺を垣間見せるのも堪らない仕上がりに思うのは多分考えすぎマニアックでしょう(笑)。

コチラが公式HPの「てんかけラーメン」の写真ですが、まさにそのままですよね。(若干わかめ面積が大きい様に見えますがそれは盛付け具合で変えられると思います笑)

ではいよいよ!その味わいを実食させて頂きたいと思います。かなり楽しみです!

「玉林園 てんかけラーメン」スープについて

まずはアップ。ん?スープ、ほぼ見えません(笑)。

しかし。わかめ寄りの左端に若干そのスペースはあります(笑)。間違いなく澄んだ、色合いも淡く白に近いスープでした。本当にラーメンスープ?と思わせ、個人的には馴染みのあるうどん圏内です、ラーメンスープというよりもうどんつゆ?と思わせるものでした。(個人的うどん圏内は近畿圏の淡い色合いのつゆを指します)

いざ一口。

「あ、コレうまい!」

と、非常にさっぱりした和スープに感じましたが、実はチキン、ポークの下支えはしっかりで、魚介であるカツオがしっかり感じられる美味しさ。「スープを最後まで飲みきれる様にとの思いを込めて開発」されたそうです。

本当に和のつゆの様ですが、やはりそこはラーメン。鶏と豚骨をベースにしているのであっさりながらも厚みはある様に感じられました。

しかしこれだけではてんかけラーメンでは無く、わかめから速攻で出たダシの潮の風味が堪りません。そしてその後にやって来たキメの細かい天かす部分が入って来ると、独特の風味が感じられ、より深みのある一体感が生まれました。これぞ唯一無二の「てんかけラーメン」の味わいでしょう。

店舗で提供するてんかけラーメンのトッピングの量は決まっているそうで、スープに麺、具の全てが完璧なバランスになる様作られているとの事。もちろん今回の一品もそのトッピングであるかやく量は統一されているので、この絶妙なバランス感が感じられるでしょう。

後、最後に触れておきましょう、紅しょうがですが、実はお寿司に使われるガリを想像させるもので、しっかり甘酢で形状もスライス状になったものでした。ラーメントッピングのいわゆる千切りタイプとは全く別物の紅しょうがで、これがまた絶妙に美味い。この優しいスープだからこそでしょう。この個性も活かされ絶妙なバランス感を感じました。

麺について

てんかけラーメンの麺は中細のストレート麺でした。店舗で提供されるものは自家製麺で、玉林園本社工場で製造されているそうです。

実際頂くと、低加水のぷっつりした食感が美味しく、1分20~30秒のゆで時間に納得。食べ進むにつれ少しづつしなやかになって行くのがまた美味しく、ライトに感じる麺でした。家庭用としてもなかなかクオリティが高く、なかなかしっかり芯のある食感が堪能出来た様に思いました。

最後に

今回は和歌山といえば!のもうひとつのラーメン、「てんかけラーメン」をご紹介させて頂きました。

一見、非常にあっさりしたライトな美味しさで老若男女に愛される美味しさと思いましたが、考えれば考える程、この奥の深さには驚かされます。天かすの油っこさ、しつこさは皆無で、それぞれの風味が全て活きた一体感はどうしてこんなにピタッとハマるのか?本当に驚かされた一品、そして一杯でした。

今回は家庭用麺の紹介でしたが、次回は実際の店舗の味わいも絶対にご紹介させて頂きたいと思いますので、お楽しみに宜しくお願い致します。

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