
「日清食品 日清のどん兵衛 キムチチゲうどん(18年)」
日清食品 日清のどん兵衛 キムチチゲうどん(18年)
日清食品より2018年10月29日(月)、これから寒くなる秋季にスポット商品として「日清のどん兵衛 キムチチゲうどん」が発売された。
「寒くなると食べたくなる! 冬の定番キムチチゲをどん兵衛で!」のキャッチコピーと共に2017年11月6日(月)に初リリースされたが、好評の為、翌年にも同商品を季節に合わせスポットとして発売された一品である。
今日の日本では「キムチチゲ」は冬の定番鍋とも言われ、「チゲ」というワードに対する認知度は全国区であるが、元は朝鮮半島の鍋料理のひとつであり、「チゲ(찌개)」とはキムチや肉、魚介類、豆腐などを出汁で煮込んだ料理を指す「鍋料理」全般を差し、日本で呼ばれていた「チゲ鍋」というワードは「鍋鍋」となる為注意しておきたい。(以前はそのうちの一人にもれなく入っていました笑)
ちなみにチゲの種類としては代表的な「キムチチゲ(キムチ鍋)」や、「プデチゲ」(部隊チゲと言われる、ランチョンミートやインスタントラーメンを入れたチゲ)、「スンドゥブチゲ(汲み出し豆腐のチゲ)」等があるが、「チャムチチゲ(キムチとツナ缶の鍋)」や「トゥブチゲ(豆腐のチゲ)」、「トンテチゲ(すけとうだら)」などバリエーションは多く、その味わいが日本でも受け入れられこの様に製品としても取り入られる様になった。
商品概要
品名:日清のどん兵衛 キムチチゲうどん
メーカー:日清食品
発売日:2018年10月29日(月)
麺種別:油揚げ麺
小袋構成:2袋(粉末スープ・かやく)
価格:180円(税別)
JANコード:4902105247594
原材料
【めん】小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維
【スープ】香味調味料、糖類、食塩、粉末みそ、クリーミングパウダー、香辛料、ポーク調味料、魚醤、ごま、いか粉末、魚介調味料、たん白加水分解物
【かやく】白菜キムチ、卵、ニラ
栄養成分
1食80g(めん66 g)あたり
エネルギー:359kcal
たん白質:6.7g
脂質:14.1g
炭水化物:51.3g
食塩相当量:4.2g(めん・かやく1.2g スープ3.0g)
ビタミンB1:0.23mg
ビタミンB2:0.25mg
カルシウム:155mg
「日清食品 日清のどん兵衛 キムチチゲうどん(18年)」実食写真
日清食品 日清のどん兵衛 キムチチゲうどん(18年) 麺リフト
日清食品らしいしなやかな「どん兵衛」シリーズのうどんは極限に縮れをストレートに伸ばす他の追随を許さない見事な「油揚げうどん」だが、今回のコレクトは発売から2年以上の歳月を経ている為、味わいに対する印象等は全く信用出来ないものとして頂きたい(笑)。
その一口目はつゆ、スープからであるが、思いの外丸みを帯びたマイルドな仕上がりに感じられたが、恐らく油揚げ麺の劣化によるものかもしれないと、当時リアルに感想を述べていた他のレビュアーとは全く違う印象を受けたが意外にまとまりのある美味しさを感じさせた(笑)。
海鮮の旨味を前に出したであろう意図は汲み取る事が出来なかったかも知れない、やはりカップ麺も保存は効くものの「出来るだけ早く」頂くのが懸命である(笑)。
しかしその油揚げ麺自体は麺の酸化等の臭みは微塵も感じさせず、他メーカーでは感じられないふっくらとしたストレートな仕上がりは健在であり、さらにかやくのキムチの適度な酸味がマイルドな味わいに非常にマッチする、賞味期限を超えた熟成を(あかんあかん笑)感じさせるコレクト(実食)となった。