東洋水産 日本うまいもん 吉田のうどん(2019年)
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「東洋水産 日本うまいもん 吉田のうどん(2019年)」

カップ麺 東洋水産 マルちゃん 吉田のうどん パッケージ東洋水産 日本うまいもん 吉田のうどん(2019年)

collectionfile0278は東洋水産より2019年12月2日(月)にリニューアル発売されたカップ麺、「日本うまいもん 吉田のうどん」。

カップ麺 東洋水産 マルちゃん 吉田のうどん 側面パッケージ東洋水産 日本うまいもん 吉田のうどん(2019年) 側面パッケージ

全国区では認知度の低い一品だが、リニューアル時には全国の主にコンビニエンスストアにて販売される傾向がある為手に取り頂いた方もおられるだろう、しかし、全国区販売としながら基本はご当地限定商品に近い為レアリティは高めである。

「吉田のうどん」とは山梨県富士吉田市の風土、文化により育まれた味わいである。同市は富士山麓の標高650m〜850mに市街地を有する高原都市である為、年間平均気温は11℃、溶岩流や火山灰が主となる痩せた土壌の為稲作には向いておらず、畑作中心の大麦、小麦、粟(あわ)、稗(ひえ)、とうもろこし等の栽培を行い、それを粉にして水でこね、汁の中に野菜と一緒に煮込み食す習慣があった。

昭和初期の富士吉田市の主産業であった「織物」は当時隆盛を極め、下吉田地区の世帯のうち半数以上が繊維業を営み、はた織りの音が市内中で聞こえた程だったそうだが、自宅で織物の機械を動かす女性に昼食の手間をかけさせない様、また織物を扱う女性の手が荒れない様、簡単に作る事が出来るうどんを男性が作る様になったと言われる。ちなみに、男性が力任せにうどんを練り、腹持ちを良くする為食塩を入れた事から歯ごたえあるコシの強い、現在では「日本一硬いうどん」と言われる料理でもある。(参考:一般財団法人 ふじよしだ観光振興サービス公式HP「日本一硬い!?富士吉田名物・吉田のうどん特集」(一部引用))

現在(2021年5月)では一般財団法人ふじよしだ観光振興サービスによる「吉田のうどんマップ」が発行されており、その提供店舗数は49店であるが、実際には60店舗以上あり、人口比率としては非常に高い1000人に1軒の割合となる。

主な特徴としては麺は自家製麺が主であり、つゆは醤油ベース、味噌ベース、醤油&味噌ブレンドのバリエーションがあり、トッピング具材としてはキャベツ、油揚げ、肉(主に馬肉)、ねぎ、人参などが使用される。ごま、山椒、唐辛子などから作られる「すりだね」を味変として使用するのもポイントであるが、各店舗にて用意されている「天かす」を入れ食すのもスタイルである。

ちなみに、「吉田うどん」では無く、「吉田のうどん」が正式名称である。

当商品を監修するのは2004年8月4日(水)創業の人気店、「麺'ズ富士山(ふじやま)」(店主:刑部(おさかべ)正人氏)。

麺’ズ富士山 富士吉田本店(撮影:ものグラム)

個人的には2021年3月18日(木)に念願叶い訪問させて頂いたが、初訪だと迷うだろう木々に囲まれた「隠れ家」的存在だが、地元では人気店である。(スマホアプリにてあらかじめ詳細を把握しておくとスムーズに行く事が出来ました)

当商品は2008年12月15日(月)に発売された「マルちゃん 縦型ビッグ 吉田のうどん」リリース後、2010年1月4日(月)のリニュアールから正式に「日本うまいもん」シリーズとして採用され同店が当時から監修するものだが、あくまで「吉田のうどん」の味わいを再現した、店舗の味わいを再現した商品では無いと推測される。(訪問当時の詳細は遠征記事、Column0514「「黄金のクルマ旅in山梨」最終日、最終訪問実食2軒目へ。 その14」にて綴っておりますので是非)

商品概要

品名:日本うまいもん 吉田のうどん(2019年)
メーカー:東洋水産
最終リニューアル日:2019年12月2日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(特製スープ)
定価:220円(税別)
JANコード:4901990333405

原材料

【めん】小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、乾燥酵母、植物性たん白、卵粉
【スープ】みそ、しょうゆ、食塩、発酵調味料、魚介エキス、でん粉、植物油、しいたけエキス、こんぶエキス、香辛料
【かやく】キャベツ、味付豚肉、オニオン揚げ玉、にんじん、ねぎ

栄養成分

1食101g(めん70g)あたり
エネルギー:405kcal
たん白質:10.2g
脂質:15.0g
炭水化物:57.2g
食塩相当量:7.1g(めん・かやく2.6g スープ4.5g)
ビタミンB1:0.37mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:162mg

「東洋水産 日本うまいもん 吉田のうどん(2019年)」実食写真

カップ麺 東洋水産 マルちゃん 吉田のうどん 麺リフト東洋水産 日本うまいもん 吉田のうどん(2019年) 麺リフト

縦型カップ麺としては非常に具沢山なトッピングが使用されているのも嬉しい、しっかり「吉田のうどん」の特徴を押さえたキャベツ、味付豚肉(「吉田のうどん」の一般的肉トッピングは馬肉ですが、「麺’ズ富士山」では豚肉を使用しています)、ねぎ、人参、揚げ玉(天かす)使用にご当地ロングセラーの意気込みがうかがえる。

麺’ズ富士山 富士吉田本店「富士山天ぷらうどん(1玉)」

一口頂くと、魚介節の支えを十二分に感じる旨味たっぷりの仕上がりだが、基本味噌よりも醤油が前に出た味わいに感じられ、店舗の味わいとは少々ニュアンスが異なる様に感じられるものの、しかし赤味噌の風味が醤油と見事に調和した脂分の少ないさっぱり奥の深い美味しさに吉田のうどんを見出す事が出来る。

さらに、当商品の素晴らしきはかやくだろう、活き活きしたキャベツのみずみずしくシャキシャキした食感、揚げ玉によるコク出し、味付豚肉、国内産人参の風味、旨味が見事溶け出した出汁感と食感にリアリティを感じ、家庭用カップ麺としてのかやくの役所をしっかり把握しその力を発揮する唯一無二の味わいだと感じる事が出来た。

一方、麺に関しては「日本一硬い」極太の味わいを再現するには限度がある為、再現度を追求するものでは無いが、湯戻し4分ながら耐久性に優れた伸びにくい仕上がりに太さと弾力の力強さがあり、その雰囲気は感じられるものだが、今回は特につゆ、かやくのトッピングにおけるトータルバランスが素晴らしい、現地にも愛されるロングセラーを感じさせた。

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