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どうもっ!ものグラムです。

今回は2021年1月12日〜13日に敢行させて頂きました、「新年の信念旅in小樽」よりその14、初日夜の部の思いがけない「実食」を済ませた後から進めさせて頂きたいと思います。

その13では、ふと思いつきで小樽運河沿いの倉庫の「反対側」に行きたい衝動に駆られ、その先で出会った「小樽ビール醸造所 小樽倉庫No. 1」にて急遽夜の部の「実食」を敢行する事となり、少々複雑な心境になりました(笑)。

2021年1月12日、初日のメニューはほぼ全て終了となり、いよいよホテル部屋へ戻ろうと再出発しましたが....。

では!その後どうなったのか?出会い?実際に見て参りましょう!宜しくお願い致しますっ!

「あ”〜ばんぶぐ〜....ホテル帰ろか〜」

予期せぬ出会いと予期せぬ実食が待っていたのは「小樽ビール醸造所 小樽倉庫No. 1」でしたが、入店は17:24、退店は17:47、約20分の滞在でした。

「あ”〜ばんぶぐ〜....宴ちゃんと出来るやろか....?まぁまだ時間はたんまりあるからな....。んでももう帰ってもええ時間なって来たな、ホテル戻ろか〜」

想像を遥かに超える「フライドポテト」の山盛りに怯みながらも完食した後の罪悪感、そして美味しいビールを頂けた喜びとが混ざるなんとも言えない「複雑な心境」でしたが、気持ちを切り替え前向きに進もうと再び歩き出しました(笑)。

「あっ!せやった!ぶ、ぶんこ〜う〜っ!」

「小樽ビール醸造所 小樽倉庫No. 1」から再び小樽運河へ、そして橋を渡り信号待ちから青に点灯し道路を横断後直ぐの事。

「あっ!せやった!ぶ、ぶんこ〜う〜っ!」

前回約2年9ヶ月前の遠き記憶が一瞬にして埋められた2度目の「出会い」が待っていました。

小樽市観光物産プラザ前広場に2006年に健立された「ぶん公像」

「ぶん公元気やったか〜!めっちゃ久々やけどわぃおまぃん事全く忘れてへんで〜って、前とまた格好ちゃうな?」

「ぶん公」とは、大正から昭和の初めにかけて小樽の消防組の建物に住み着き、消防隊員たちに可愛がられていたオスの犬ですが、実はただ可愛がられただけでなく、生涯を通じ消防組と共に「仕事」をした、大きな功績を残した犬でもありました。

(前回訪問時の様子は当サイト引越し前の「続、ものグラムな生活。(インスタントラーメン編)」内、「Column0158 2018年2発目、今度はさらに遠くへビューン!2日目は怒涛の如くダイジェスト 完結編」にて綴らせて頂いています。)

「前は羽織もんに帽子やってんな、今日はマフラーに帽子、さ、寒ないか?にしても凛々しいなぁ」

この時17:56、周りにはほぼ人気が無い真夜中を思わせる状態でしたが、そんな中でポツリ、しかし何事にも動じない「ぶん公」の存在は非常に大きく感じられました。

場所は「ライブカメラ」のあるホテルノルド小樽から道路を挟んだ「小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)」前の広場にありますが、この像は2006年(平成18年)にぶん公の功績を称え建立されました。

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「ぶん公」について。

今回は通常の【遠征】記事であり、ご覧下さる方にも是非知って頂きたい内容ですので敢えて割愛せずに「ぶん公」についてお伝えさせて頂きたいと思います。

ぶん公(ブン公・文公)(1914年(大正3年) - 1938年(昭和13年)2月3日)は、1914年(大正3年)の春、火事の一報を受け現場にて火事を消し止めた後、焼け跡で鳴いている所を消防組によって助けられ、隊員達が連れ帰り育てる所から始まりました。

仔犬は白に茶色のブチがある雑種のオスで、後に「ぶん公」と呼ばれました。

命の恩人は消防組第5部長の神山氏で、特に懐いていたそうですが他の隊員達にも可愛がられ、エサは隊員達の弁当を少しづつ分けてもらっていたそうです。

「ぶん公」の好物は身欠き鰊(みがきにしん:ニシンの干物)で、隊員達がお金を出し合い近くの市場で安く分けてもらう事もあったそうですが、実は大好物はキャラメルでもありました。

命の恩人である神山氏が定年を迎え消防組を去った後も消防車の車庫を寝ぐらとして引き続き住み着きました。

「ぶん公」は賢く、近所の人々や子供達にも好かれていましたが、実は「ぶん公」が一番喜んだのはメガネをかけてもらい、さらに消防組の帽子を頭にかぶせてもらう事だったそうで、「メガネ帽子ぶん公」はその格好のまま建物内を得意げに歩き回り人々から好評を博していたそう。

神山氏や隊員達の事が大好きだった「ぶん公」は、なんでも「おじさん達の真似」をし、その内隊員達の作業を見習い働く様になります。

朝の点呼の際には、「一」「二」「三...」と続く隊員達の声に続き最後に「ワンッ」と吠えて答え、「気をつけ」の号令では前足をそろえた上で首を上げ、「直れ」の号令を聞くまでその姿勢を崩さなかったそうです。「敬礼」の号令がかかると右の前足を耳のところまで上げる様になりました。

通常の電話ベルと火災報知器のベルを聞き分け、火事発生となると吠え声で隊員達に出動を知らせ、出動の際には真っ先にシボレー製消防車のサイドステップに乗り出動を待ち受けていたそうです。

「ぶん公像」土台に枠に入れ飾られている当時の「ぶん公」が写った写真。(撮影:ものグラム)

火事の現場では、ホースの先端を咥え筒先係の隊員に渡し、消火活動中にホースがもつれているとその部分を直して水の通りを良くし、さらには現場に集まるヤジ馬達が火事の現場に近づき過ぎない様非常線に沿って吠えながら巡回、整理をこなしたそうです。

体調を崩した時には自分だけで動物病院へ行き入院したという逸話も残っている程。

それら「ぶん公」の活躍は地元の小樽だけでは無く、新聞や雑誌を通じ北海道の内外にまで広まりましたが、何よりも驚くべきはその「出動」回数。ゆうに1000回を超え活躍する様は小樽の人々の誇りとなっており、同時期に東京で忠犬ハチ公が話題となっていた事から、「小樽のハチ公」とも呼ばれたそうです。

やがて老境にさしかかった「ぶん公」は足腰が弱った上、ホースを咥え働いていた為前歯が全て欠け、横臥している時間が長くなっていましたが、それでも火災報知器のベルが鳴るとよろけながらも何とか消防車に乗り込もうとする姿に見た人々の涙を誘ったそうです。

「ぶん公」は隊員達に見守られながら1938年(昭和13年)2月3日正午、24歳でその生涯を終えましたが、人間年齢では100歳以上の大往生でもありました。「小樽新聞」(現:北海道新聞)は、同年2月5日付の紙面で「消防犬 文公病死 二十四歳の長命 勇しかった過去」という見出しでその死を報道しました。

「え〜っ?し、しらんかった〜」

「ぶん公」については前回訪問時に調べたのもあり、今回2度目に会えた事は非常に嬉しいものでしたが。

「ぶん公!次回また小樽来た時絶対来るからな〜!んな〜、今日はホテル帰るわな〜またな〜!」

と、意外とさらりとその場を離れました。

しかし今現在(2021年2月11日)、今回の遠征を記事化する中で新たに知った事実は驚愕でした。

「ぶん公」の葬儀は死の翌日に小樽消防組葬として盛大に執り行われた。「ぶん公」の棺は錦の布で覆われ、その前には「小樽消防犬文公之霊」と書かれた塔婆が置かれた。地元にある龍徳時という寺院の僧侶が招かれ、「ぶん公」の為に経を読み、多くの参列者がその死を悼んだ。

「ぶん公」の死の知らせは新聞やラジオで日本各地にまで広がり、消防組には花輪や供え物がたくさん送られ、その中には大好物だった「キャラメル」が200個もあったという。

「ぶん公」はその功績を長く伝える為剥製にされて、しばらく消防本部に飾られていたが、後に小樽市総合博物館に保存される事になり、「総合博物館・運河館」に展示されている。

「ぶん公」の死から68年目の命日にあたる2006年(平成18年)2月3日、ぶん公顕彰の計画が動き始め、地元小樽市の元消防団在籍者が、「消防犬ぶん公記念碑建設期成会」を発足。その中心になったのは、かつて消防団の副団長を務めた地元企業の会長。会長がぶん公の記念碑建設を思い立ったのは、「小樽市に何か恩返しをしたい」と考えていた時にぶん公の存在を思い出したことに始まっていた。そして「消防・防火の意識を多くの人に感じてもらう」ために銅像建設を決めたという。

「え〜っ!剥製!し、しらんかった〜」

この声は今のものですが(笑)、実は「ぶん公」は剥製され現在も「小樽市総合博物館・運河館」に展示されている事でした。しかも。

「ぶ、ぶん公像から歩いて行けるやん....まぁ、17時までやったからどっちにせよ行かれへんかったけど....」

「ぶん公像」からすぐ近く、その建物内に剥製の「ぶん公」が今もなお展示されているのを今になり知り、次回小樽遠征時には必ず寄せて頂きたい、そう誓う私、「ものグラム」でした。

追記:「小樽洋菓子舗ルタオ本店」から「小樽オルゴール館」、そして小樽運河を通り「ぶん公像」までを動画にて公開、追加させて頂きました。(BGMが入っていますのでご注意下さい)

次回はホテル内「夜の部(宴)」へ。

はいっ!以上!今回は全く進みませんでしたが、今回初めて「ぶん公」の事を知った方も多いのでは無いでしょうか?そしてこの内容は如何でしたでしょうか?

遠征から帰りほぼ1ヶ月先に驚愕の事実を知る事になるとは夢にも思っていませんでしたが(笑)、次回はかならず本当の「ぶん公」に会うと誓う今回その14でした。

次回は初日最終、「夜の部(宴)」へ。最後は肩の力を抜きいよいよの「スイーツ」が待っていますが....。どうなったのかはお楽しみに、宜しくお願い致します。

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