どうもっ!ものグラムです。
今回は2021年6月9日(水)〜10日(木)に敢行させて頂きました、約2ヶ月ぶり今年5発目の遠征の様子、その3を綴って参りたいと思います。
その2では否応無く身のまわりの環境を整えさせられた「ラーメン屋敷環境改善」の経緯、そしてそれが一旦解決し数日後にやって来た「天からのメッセージ」としか受け止める事が出来ず実際に足を運んだ「病院」への通院についてを綴りました。
そしていよいよやって来た6月9日。遠征の前に行かなければならないのが「病院」でしたが、今回は「通院」も遠征のうちのひとつだったのかもしれません。
では!結果どうなってん?その後すぐ移動出来たん?見て参りましょう!宜しくお願い致しますっ!
2021年6月9日(水)、8:30。
「あ”〜、よ〜ねた....。8時半か、今から速攻で身支度して病院やな...。2回目やから初めてのコワさは無いけど....、でもやっぱコワいな。」
この日、6月9日(水)は遠征当日。しかしどうしても時間を作る事が出来ず、薬が切れる直前に病院に行く事が出来るのはこの日以外にありませんでした。
「薬飲んで〜、と。一番の9時に行って、1時間くらいかな?その後から遠征本番や!病院行ったら前の血液検査で何があかんのかもわかるやろし、気晴れていけるんちゃう?」
速攻で準備を済ませ、外に出た瞬間はプラス思考にて「前向き」に一歩一歩を進めました。その時8:50。
成年後2度目の病院に到着。
筆者「ものグラム」の2度目の通院先の病院(写真は2021年5月28日 初回訪問時のもの(撮影の必要が無いと思い撮影していなかった為))
「2回目はあの超でっかい壁をぶっ壊した後やから行きやすいなぁ、あっ、めっちゃ空いてへん?」
朝一番の9時に到着しましたが、この日は1番手で患者は誰もいませんでした。
「おはようございます、お願いします〜」
そう言いながら診察券を提出しますが、しかし。
「向井さん、月が変わりましたのでもう一度保険証お願い出来ますか?」
「あっ?は、はい〜」
どの病院でも必ず行われている月変わりの保険証チェックですが、それすらも知らず「?」状態で提示します。
「へぇ〜、保険証は絶対に肌身離さずもっとかなアカンっちゅうコトやな、ってか20年以上必ず財布に入れとうけど....」
そんな事を思いながら約5分後。
「向井さ〜ん、どうぞ〜」
幸先良く1番手にて診察がスタート。
「おっしゃ!これで時間稼げたっ!昼過ぎには現地到着出来るかな?」
と思いながらも、やはり少々緊張感は高まり診察室に入りました。
速攻診察完了!と思いきや。先生から言われた一言。
「おはようございます〜、宜しくお願いします〜」
と、優しそうな先生との約2週間ぶりの再会でしたが。
「まずは血圧を測りましょう」
との一言から、
「あ、また来てもうた.....この腕に圧かかるんほんま嫌や〜、これでまた余計上がるやん?」
などと思ってしまいます。
「うん〜、〇〇...。(数値)目充血してらっしゃいますね?」
やはり初めて処方された薬は弱いものだった為、数値は前回とほぼ変わりませんでした。
「充血は昔からです.....」
「なるほど。」
「では今日もう一度採血しますので奥へ」
そう言われた診察室の空気は徐々に晴れから曇りへと変わる様に感じました。
そして、採血が終了すると、
「もう一度戻ります?あ、ではもう一度こちらへどうぞ〜」
採血をして下さった看護師が先生と確認し、再び診察室へ戻る様案内されました。
「今回は?」(先生)
「〇〇(数値)です」(看護師)
その数値を再確認した後、先生の口から出た一言。
「向井さん、今から〇〇病院へ行って下さい。紹介状を書きますので、予約もこちらで取りますので。今日の方がいい。」
それを聞いた瞬間、私、「ものグラム」は絶望を憶えるショックを受けます。
「え”......。今から時間ありますかとかじゃないのね?今から行けって感じなのね?それ位ヤバいってコトなのね?」
そんな事を思っていると、さらに先生から追い撃ちの一言。
「向井さん、向井さんの血中のヘモグロビンの値がありえない位の数値で....。副腎のホルモンも疑いましたがそれ以前に....向井さんは多血症です。」
「え?ええええ〜っ!?」
そう放たれた「多血症」と、今から大きな病院へと紹介状を書き今すぐに行く様に促される運びを目の当たりにした瞬間の心境は、
「お、終わった〜.....。」
でした。
多血症ってなんや?
診察が終わった「超複雑な心境」にて会計を待っていましたが、空いている筈なのに全く呼ばれる気配がありませんでした。
「ち、ちょ。今日何時まで掛かるん....?遠征どころちゃうのは理解出来たけど....。ってか多血症ってなんや?」
待っている中、スマホにて「多血症」ワードを入れ調べてみます。
「血液は、赤血球、白血球、血小板、血漿という成分からできており多血症はこの中の赤血球が異常に増えてしまう疾患のことをいう」
要は体内の何らかの異常によって赤血球が異常に増え、「ドロドロ」した血となる為、それでも体内隅々にまで血を巡らせる様心臓のポンプが強くなります。
それに伴って血圧も上昇するとの事でしたが、「すぐに命に関わるような状態に陥るケースはあまりないが、時に重大な合併症を引き起こすことがある」とも明記されていました。
「血のドロドロ感はめちゃ昔から頭の中で感じとったんやけど.....それやったんか...」
その「ドロドロ」感覚は約15年程前から感じていたものでしたが、その「ドロドロ」から血圧上昇にいつ至ったかは定かではありませんでした。
さらに調べると、その原因についてより詳細に記されていました。
造血機能に問題がある場合、そして造血機能以外に問題がある場合、そして「エリスロポエチン」を過剰に作ってしまう腎臓の「動脈硬化」による場合等がありましたが、一番怖いのは造血機能に問題がある「血液腫瘍」。それを読んだ瞬間、今自らが緊急を要する事態となっている疑いがそこにあるのではと思うと。
「が〜〜〜〜〜ん」
と、深刻な中「おじさんギャグ」をつい思いつき、瞬間的に「うふふ」と思う余裕はあるのか無いのか?ですが、そこから約20分後、10時前に会計の呼び出しがありました。
「〇〇病院わかります?」
「はい、あの駅から歩いて行けますよね。」
「駅からバスも出てるんですけどね、歩いても行けますね」
「わかりました....、次はどうなるんですか?」
「そちらの先生がどうおっしゃるか.....?」
「わ、わかりました。ありがとうございました....」
2021年6月9日、10時、当初の予定ではここからが「遠征スタート」と思っていましたが、今から大きな病院へと半強制的に紹介状を渡されそこに行く様促される事態が勃発。
「き、今日、ほんまに現地いけるん?てかそんな状況では無いんちゃうん?が〜〜〜ん、ちゃうん?どうなるん〜〜?こわ〜い〜」
今まで約4年弱の「遠征」初の事態に困惑しますが、先に進むしか策はありません。
「めっちゃコワい......けど、逃げて行かんと今から目的地へ.....や、ありえへん.....。現実見なアカンな。。行くか....」
そうして遠征当日、まさかの事態により初日出発の時間が見送られ、急ぎ足で大きな病院へと向かう事となりました。
事はさらに。遠征中止か?
はい〜、異常(変換率高くこれ笑)。なんとか遠征本番を迎えましたがまさかの事態に今までに無い混乱があったのは正直なところでした。
遠征どころか今後の「ラーメン道」にも関わる深刻な状況にも関わらず、約2ヶ月ぶりに迎えた超楽しみな1日を台無しにしたく無い想いも強く、「はよ終わらせたい」と人生初の大きな病院へと「紹介状」を持ち挑む私、「ものグラム」でした。
では!次回はその大きな病院へ。朝から昼、そして昼過ぎへと時間は過ぎ「遠征中止」のワードが頭をよぎる中どうなったのか?お楽しみに宜しくお願い致します。(ま、負けへんでっ!)