
どうもっ!ものグラムです。
今回は2020年11月5日〜6日に敢行させて頂きました、「フライト&クルマ旅in旭川」よりその10、いよいよこの旅ラストの3軒目の実食へと向かう所から進めさせて頂きたいと思います。
前回その9では、今回の遠征のメイン、「旭川製麺(株)」の取材後と言うのもあり、同社が家庭用袋麺として製造を手掛けた店舗、「麺屋くるる 嵐山店」へ訪問実食させて頂きました。
そしてこの日いよいよラストとなる3軒目へと向かいますが、数ある候補の中からご縁があり訪問させて頂いたのは?
では!最後どこ行って何食ってん?見て参りましょう!宜しくお願い致します!
3軒目の「事後ツイート」。
いきなりですが(笑)、今回の遠征の趣旨、「ツイート遠征」を踏まえ、先に「事後ツイート」をご覧頂きましょう。
本日2日目ラスト3軒目は「らー麺処 優鳳」。
やはり非常に熱々で最後までそれをキープしたスープは絶品。膨よかな動物系の味わいにプリっとした麺の相性が良く一気に完食。
実はオススメは餃子。かなりジューシーだった。(なんでしゃーのせへんねん) pic.twitter.com/YBQJbuvHLN
— ラーメンものグラム (@grape_srb) November 6, 2020
ラストの訪問となったのは「らー麺処 優鳳(ゆうほう)」でしたが、2軒目「麺屋くるる 嵐山店」からは非常に近く、実は非常にスムーズに到着出来ました。ツイートタイムは0:38。
白いポイントが「麺屋くるる 嵐山店」で、赤のフラグが「らー麺処 優鳳」。移動時間は29分とされていますが、距離は約13kmで、今まで体験して来た実食遠征では楽勝(最長3軒実食で150km以上移動する事もざらにありました笑)。
と、言いいながらも前回の「麺屋くるる 嵐山店」事後ツイートは11:27、その約1時間10分後のツイートとなります。
そう、ツイート遠征は移動→訪問→オーダー→実食→ツイート(4枚の写真編集後本文作成)の工程があり、予測していたよりも大幅に時間が掛かるもので、実はこの段階でさらに余裕は無くなっていました(笑)。
JR旭川駅から決して遠く無い立地ですが、この「らー麺処 優鳳」は「動物園通り」に面した店舗でもあり.....。
白いポイントの「らー麺処 優鳳」からたった約6kmまっすぐ進むと全国的にも知名度の高いあの動物園、「旭川市旭山動物園」がありましたが、個人的に元「動物フォトグラファー」だった私、「ものグラム」にとっては、
「なんでこんなにも近いとんのに行かれへんねんっ?ん?本気で時間無いしカメラ、持って来てないもんな...」
と、非常に繊細な描写が求められる「動物フォト」に専用カメラを持って来なかったのは元々行く予定が無かった為でもあり、諦めがつくものでしたが(笑)、それでもいざ近距離に近づくとその血が騒ぐ感覚がありました(笑)。
今回ご縁のあった「らー麺処 優鳳(ゆうほう)」実食。
「らー麺処 優鳳(ゆうほう)」 店舗外観
到着は12:06。旭川製麺繋がりでこうしてご縁を頂き来れた喜びが大きいものでしたが、創業は1975年(昭和54年)の老舗で、元は「宇宙軒」の屋号で営業されていた地元に根ざした店舗。
平成15年に商標の諸事情があり「優鳳」へと改名され、現在は2代目ご夫婦が運営(店主は平松正好氏)。非常にワクワクしながらイン。
L時のカウンターに小上がり(座敷)のある作りでしたが、店内は明るく親しみ易いものでした。
そして、もう一枚。
「おおっ!売っとった〜!旭川製麺製の優鳳!この旅の前に師匠のやかん亭に買いに行ってんけどさ、売ってないっちゅう事態でさ、家のどっかにはある筈やねんけど〜....いや、ココでゲットや!」
「らー麺処 優鳳 旭川ラーメン醤油」(旭川製麺公式オンラインショップ(工場直送 旭川ラーメン 旭川製麺)より画像引用
実はこの日2軒目の「麺屋くるる からみそ」も旭川製麺製。どちらも大阪(やかん亭)では入手出来なかった背景があり(そのどちらも家のどこかには絶対にある筈笑)、絶対に入手と思いながらの一枚でした(笑)。
そして、オーダーさせて頂き着丼となった瞬間がコチラ。
今回オーダーさせて頂いたのはもちろん「しょうゆ(正油)ラーメン」。しかし今回は3軒目と言うのもあり小とさせて頂きました。
まさに「中華そば」を思わせる見た目からの仕上がりですが、非常に楽しみに頂きました。
しっかりしたオイル感もある仕上がりですが、正油の色合いが堪らない香ばしさを見た目から感じさせましたが。
「う"、あぢぢっ!」
と、焦っていたのもあり(笑)やってしまいましたが、やはり北海道のラーメンの美味しさのひとつ、「熱々スープ」は健在で、動物系の膨よかなさと共に魚介が下支えし、醤油本来の香ばしさが一体となった風味は絶品。オイルのコクがそのバランスをさらに押し上げている、肝心の第一印象、「トップノート」でしっかり伝わる「香ばしさ」が何よりも美味しかったです。もちろんしつこさは皆無。
そして麺はもちろん、今回取材させて頂いた「旭川製麺製」で、店舗の麺として初めて頂く瞬間でしたが(麺屋くるる 旭川店の麺は実は藤原製麺製)。
「うわっ!旭川って軽めやねんな、加水率低めやねんけどさ、粘りが無いもちっとした弾力やけどぎゅっとした密度の高さあるやん、合うわ〜うまい〜」
この時即感じたのは、
「小頼んだん間違いやった〜!」
でしたが、いや、実はこの後もう一品オーダーしていたからでした。
「焼きたて熱々ですのでお気をつけくださいね〜」
そう差し出して頂いたのがコチラ。
たった2個の餃子だと思われるかもしれませんが、いえ、違います。
どうしてもラーメン以外のサイドを頂きたかったのは実は2択。このメニュー表にある右側の「ザンギ」は北海道現地の店舗では頂いていないもので(兵庫県、北海道の惣菜コーナーで入手し実食経験はあり笑)、
「ざ、ざんぎ〜、今回で念願かなうか〜」
とも思っていましたが、実は。
「らー麺処 優鳳」のもうひとつの名物が「優鳳餃子」。大と小がありますが、特に大はジューシーで美味しいそうで、店舗でどうしても頂きたい代物。
それを本気で天秤にかけ、若干重く勝利を勝ち得たのが(ひょうげんあっとんか?笑)一期一会の「優鳳餃子大(2個)」。
それを一口頂いた瞬間。
「うわわ〜じゅ〜っ!!やんか〜。肉だけやなくて野菜からかな、さっぱりした旨味凝縮の汁、たまらん。んで1個めちゃでかいから2個でも十分やった〜、て、やっぱザンギ食いたい.....」
その餃子もジューシーで、もちろん「熱々」。非常にクオリティ高く美味しい実食終了後は肩の力を抜きリラックス。
そして最後、完食後に現れたのは「宇宙軒」の文字でした。
「ご馳走様でした〜!コレもください(旭川製麺製オリジナル袋麺)」
と言うと、
「わぁ、ありがとうございます!」
おそらく店主奥様だと思われますが、その後間髪入れずに少々の宝刀を抜かせて頂きました(笑)。
「あのですね、今回兵庫県から来させて頂いたんですよ(名刺差し出す笑)...」
すると、
「そうなんですね!わぁ、この名刺貼らせてもらってもいいですかっ?」
「あ、もちろんいいですよ、でも旭川ってほんと好きで今回来れてよかったです」
「うんうん。いつまでいらっしゃるんですか〜」
「あ、あの、今日帰ります(チーン笑)」
「また来てくださいね〜!」
「はいっ!また暖かくなった時に来させて頂きたいと思います!」
と、とても気さくでノリ良くお声がけしてくれる店主奥様(おそらく間違い無いでしょう)でしたが、本当に今回の北海道旭川の遠征は理屈抜きに「直ぐにでもまた行きたい(今おるやん笑)」と思わせた、この瞬間、全ての訪問実食メニューが終了した瞬間でもありました。
「あっ、肝心なコレ忘すたらアカンがなっ!」
それがコチラ。
旭川製麺(株)の渋川常務とお話させて頂いた際の一コマ。
「北海道って本州とは違って自家製麺って本当に少ないんですよね?今本州では自家製麺にこだわる店舗が多いと思うんですけど、製麺会社が店舗をプロデュースする様な、北海道ならではの製麺会社とラーメン店の繋がりがあるんですか?」
「いや、さすがに店舗をプロデュースするって所には及びませんが、北海道のラーメン店が皆自家製麺にシフトされると正直....。でもお取引させて頂いているラーメン店へ暖簾を差し上げるのは文化ですね。」
この一言を頂いた瞬間、全国にあるラーメン店の暖簾がいかに心のこもったものだったのかを理解し、「ハッ」とさせて頂いた瞬間でもありました。
新たなる遠征の最後のメニュー、が待っている...
はい!以上、今回の新たな試み、「ツイート遠征」もぐだぐだにて佳境に入りつつありますが、(心の中でおもとったはしょりダイジェストとまったくっちゃうかってんけど....笑)いかがでしたでしょうか?(笑)
次回はいよいよ帰路となりますが、たったひとつの「バッテリー」しか持って来る事の出来なかった動画用カメラをいよいよ起動させ勝負に出ます。
では!余裕の無い時間をうまく使いメニューを遂行出来たのか?そもそもなにやってん?は次回のお楽しみに宜しくお願い致しますっ!