
どうもっ!ものグラムです。
さて、2発目3発目はさらっと流しお伝え出来た遠征記事ですが、この1発目はなかなか思う様には進みません(笑)。
しかしなんだかんだと言いながらも今回はその6、いよいよ今回の千葉・東京遠征の実食ラストへ向かう所から参ります。
では!早速ですが今回の1発目はこの為に来たと言っても良い、そのラスト実食〆に向かいます。ど、どこやねんそれ?な、何食ってん?は今回で明らかになります、見て参りましょう!宜しくお願い致しますっ!!
Contents
前回までの流れ。
2020年1月9日、始発から神戸空港に向かい、LCCでは無い発のANAに乗りワクワクが止まなかったのがその1↓
フライトは約1時間、まだまだ朝は通勤ラッシュ。レンタカーを調達しいざ、導かれた先はなんと「ばりばりの首都高」(笑)。しかしそれを抜けると自然が豊かな地、初の千葉をドライブ。そしてとうとう着いたのは?↓
千葉の1軒目からはいよいよ2軒目、約3年間行きたかった、インスタント麺から誘われた出会いがいよいよ目の前に。伝説級の店舗に到着したのはその3↓
1日目千葉の実食メニューを終了し、最後にやって来たスポットは本来最初に通る筈だった...、しかし確実に今回のナビルートの方が大正解だったのはその4↓
2020年1月10日、いよいよ2日目は東京。残り2軒の実食のうち1軒目に到着、の筈だったが...想定外の出来事。その5↓
この流れからいよいよ千葉・東京遠征最後、この日2軒目、通算で4軒目の店舗を目指します。
「じ、時間無いで!急ぐで〜!って、どないして行ったらええん?」
1軒目の実食は銀座エリアの行列の出来るラーメン店「銀座 篝(かがり) 本店」。
2020年1月10日、2日目の東京実食の1軒目は「銀座 篝(かがり) 本店」でしたが、その前に向かい到着したのは「中華そば 銀座八五」。
しかし到着前100mの時点でその異変に気付き到着すると既に約40名程の行列が出来ており、その段階で待ちは2時間以上と聞かされました。
銀座エリアで今最も行列が出来ているだろう到着が「中華そば 銀座八五」。メディアに取り上げられたばかりだったそうだ。
この流れから、今回訪問予定では無かった「銀座 篝 本店」のご縁を頂き実食。大阪にも支店があり実食済みでしたが、実にクオリティの高い鶏白湯Sobaを堪能出来たのは嬉しかった。
しかし実食終了は11:53。想像以上に時間が押し、正直「や、やばい!」と焦りの念が出始めていたのもこの時でした。
「あ、そうなん?30分?楽勝やんっ!やけど....」
正午を過ぎ進先はJR山手線の「有楽町駅」で、この1軒目の篝からは比較的近いものでした。
慣れた土地では無いので、時間を余分に見積もってみると、次の1軒の到着は超早くて12時半、多少うろうろして13時という所でしょうか?
誤差が大きくない?と思われるかもしれませんが、初の地に行った場合にはこれ位見積もっていいでしょう(何が起こるかわからない為)。
そして、若干「陰(いん)のものグラム」任せで電車移動し、有楽町から乗り換えの駅に到着、それも初上陸の地でした。
JR山手線「五反田駅」ホームからの光景。初体験のものグラムにとっては何もかもが新鮮で頭がついて来ない(笑)。
東京は何度も来させては頂いているものの、どの場所も密度が高い為、実際の距離以上にエリアごとの風景が全く違うのを実感させます。例えるならば、数駅離れた場所が他府県であるかと思える位。
初の五反田ですが、その初の光景を眺めながらも先を急がねばいけません。ここから乗り換え、あともう少し。
実はこの店舗も想い4年以上経過したでしょう、今年前半には絶対に訪問しなければならないとマストとしてターゲットし、とうとう到着したのでした。
「コレがえ...ばら、なんちゃら、のぶ?」
東急池上線「荏原中延(えばらなかのぶ)駅」下車からの一枚。実はこの中に既にあのラーメン店が写り待ち構えていた。
当時はこの「荏原中延(えばらなかのぶ)」が読めませんでしたが(明かします笑)、実は昨日の車スタートでもある品川区でした。
「いや、でも全くちゃう世界が広がるよなあ、東京は下町風情と言うか、都心から離れたら自分の住まいでも見られへん商店街の風情があったり、大阪ともちゃう素敵な場所やなあ」
そう、昨年10月に訪問させて頂いた神田の「ミルクホール」そして渋谷区の「福寿」、老舗の光景は大坂でも逆に探すのが困難かもしれません。それが↓コチラ(あわせてご覧頂けますと嬉しいです)
「おお、やっと着いたやけど、ど、どこやねん?」
実は上の写真にその答えがありましたが、見つけられず一旦右、そして左と歩いてしまいまして....、。
「なんやねん、めっちゃ正面やんか、嗚呼ぁ。き、来てもうた〜.....」
行きたいと懇願し、それが叶う瞬間は実はリアクションなど全く出来ないもので、周りから見ると非常に冷静に見えるもの。ただし、それが叶った当の本人は頭の整理がつかずただただ呆然が80%を占めるのはココだけのハナシです(笑)。
「いや、で、でも、来てもた〜〜!!!多賀野〜〜!!」
とうとう来る事が出来たのが東京・品川の名店、「多賀野」。
遅れて来る思いは静かにボルテージアップ、それがコチラ。
到着は実は12:39、大きく見積もったものの意外とスムーズに到着(なんやそれ?)で、本当にこの時肩の荷が降りる様な気持ちでした(くわんとあんしんすなや笑)。
しかし10数名の列が出来ており、ここからが勝負。でも、「これくらいなんて事ないわ〜」と思わせ、先に券売機で食券をゲットし再び列に並びました。
それから。
約40分後。とうとうこの時がやって来ました。
先ずはコチラ。
多賀野の限定サイドメニューである「多賀野丼」。ラーメン着丼手前で提供された。
「おおっ!うまそう!」
なのはサイドの「多賀野丼」でしたが、先ずはステイです(笑)。
丼が来るという事は、いよいよ本命のラーメンが来る兆しでもあり、この一瞬は本当になんとも言えない緊張感と期待感、約4年間の想い(決して執着ではありません、たまに思い出す程度です笑)が一瞬にして大きな波となってくる様な感覚。
「おまたせしました〜!」
多賀野の高野店主自ら受け取り着丼した幸福は一生忘れません。とは大げさかもしれませんが、実は「多賀野」店主、高野多賀子(たかのたかこ)氏はこの2020年、東京オリンピックまでは営業を続けたいとの想いで約23年間、1日1日、行列の出来るこの店舗を切り盛りされて来ました。
その想いが詰まった一杯とはコチラです。
多賀野の「中華そば」。シンプルながらに想いが伝わる様だった。
今回オーダーさせて頂いたのは「中華そば」。思い返すと何故多賀野に行きたかったのか?は、即席麺、インスタントラーメンであるカップ麺での出会いからでした。
それが先日我が麺コレクションとしてご紹介させて頂いた一品。
【家庭用麺コレクション】日清 東京・品川の行列店 多賀野 ごまの辛いそば collection029でした。
当時の実食で感動を憶えたその味わいでしたが、店主はなんと元は専業主婦の女性店主。それが「多賀野(たかの)」で、その当時から「いつか絶対に店舗の味わいも頂きたい」と思っていました。
実はミシュランのビブグルマンにも4年連続で選ばれた実績もあり、連日行列の出来る店舗。最近は昼の部のみ11:30〜14:30の営業と言うのもあり、比較的敷居が高く時間的に行けるかどうか?焦りがあったのは本当の所でした。
それらの想いがありながらも今目の前にラーメン、中華そばが着丼。この瞬間は意外と冷静で、数日後からその味わい、喜びがじわじわ脳内を巡ります。
スープは魚介の風味が前に出た和のテイストを強く感じさせながらもラーメン、中華そばとしての力強さも持ち合わせ、麺は海藻を練りこんだ力強いコシと角のあるエッジの効いた食感がなんとも美味しく、一口一口じっくり味わったつもりなのにあっとういう間に完食。
幸せな時間はあっという間に過ぎ去り、多賀野店主の温かさ、優しさが感じられる一杯の余韻にしばらく浸ろうと、店舗を出た後は少々頭の回転が遅くなった様でした(笑)。
「いやあ、ほんまうまかったなあ」
と、陰のものグラムに言うと、
「本当美味しかったねえ、今回全部美味しかった〜」
と、今まで数回遠征時に一緒に来てもらいましたが、2日×2杯=計4杯は新記録。今まで大体1日1杯だったのに、2軒目も食べたいと、恐らく満腹なのに同じく実食をしてくれたのには感謝でした。
計4軒の実食終了、「あれ?今度時間あまりすぎた?」
実食終了は13:37、この日の帰路は羽田空港にてのフライトが20:15。この「多賀野」に来るにはタイトでしたが、この後は超余裕、逆に何をすれば良いか、実はここからは完全ノープラン。
「ど、どないしよ?どこ行く?」
と、ここから先は全く見えない、どうすればいいのか浮かばず、しばらくポツンとするのでした。
とは言っても動きます、その行き先とは?
はい!もう完全に通常の遠征記事と同じ尺ですが、その6、千葉・東京の4軒の実食は全て終了致しました。
しかし時間が空きすぎてしまい、この後は本当にノープランでしたが、なんとか繋がって行きます。次はあの!好きな方は大好きだろうスポットに行く事になりました。
では!次回もお楽しみに、宜しくお願い致します。