
まいど!ものグラムです。
今回は兵庫県明石市から、なんとあの台湾の麺である「担仔麺(タンツーメン、タンザイメン)」を味わえる店舗、「群ちゃん台湾牛肉麺 明石店」をご紹介させて頂きたいと思います。
「担仔麺」は台湾の麺料理ですが、日本では名古屋のご当地ラーメンである「台湾ラーメン」が生まれる素、ベースの味わいでもあります。
今回個人的にビックリしたのはワタシ、ものグラムが明石出身明石在住である事(笑)。この店舗を知り速攻で訪問、実食させて頂きました。
では!どんな店舗だったか?味わいは?他の料理は?実際に見て参りましょう!宜しくお願い致します!
「群ちゃん台湾牛肉麺 明石店」に到着
「群ちゃん台湾牛肉麺 明石店」店舗外観その1
場所はJR明石駅南側出口から直ぐ、巨大なタワーマンションが目印の商業施設「パピオスあかし」の1階のグルメゾーン内にあります。徒歩では2分もあれば十分でしょう。
JR明石駅南側出口からの写真。このまま真っ直ぐ進むと「パピオス明石」1階のグルメゾーンに入ります。
訪問時は2019年5月22日、11:33。オープンは11:00となっていますが、まだ昼時には早い為空いていました。
「群ちゃん台湾牛肉麺 明石店」店舗外観その2
この「パピオス明石」は2016年12月1日にオープンした明石駅前再開発ビルで、昔はこの一帯はダイエーのビルが建っていた所です。
個人的にはこのダイエーに何度通ったか数え切れませんが(笑)、その当時の面影は全く感じられない新しいビルとして、同じ敷地内に建てられたマンション、「プラウドタワー明石」はこの界隈で抜きに出た高さで、かなり近代的な場所となっています。
この「群ちゃん台湾牛肉麺 明石店」も同じく12月1日にオープンしましたが、実は元は神戸市垂水区に店舗を構えられており、その後この明石店、そしてその後の2018年にはこの明石駅から少し離れた明石市樽屋(たるや)町に完全移転をされました。(我が母校の小学校の目の前でした笑)
では!個人的昔の事はどうでもいいとし(笑)、いざ!インさせて頂きましょう。
「群ちゃん台湾牛肉麺 明石店」店内へ
いきなりアップかもしれませんが(笑)、入って右側がキッチンとカウンター席、左側がテーブル席となっていました。
この様にメニューが店舗外、そして中にも結構貼られていましたが、やはり台湾料理、日本では何処でも頂けるものでは無いのが理解出来ました。
店主は李群名氏で、中国のハルビン市出身だそうです。この「群ちゃん台湾牛肉麺」を神戸市垂水区で創業し、現在は拠点を明石に移し経営。日本人の味覚に合わせた優しい味わいの台湾料理を提供されているそうですが、その一品一品、なかなか何処でも頂けないものばかり。楽しみにまずメニューを拝見させて頂きました。
メニューについて
「群ちゃん台湾牛肉麺 明石店」メニューその1
まず、1番人気はやはり担仔麺で、「担仔麺・ルーローハンセット」でした。その次に人気は牛肉麺(ニューローメン)で、3番目人気は水餃子。そのどれも頂きたい所ではありますが、今回はまず担仔麺(この店舗ではタンザイ麺との表記が別であり、タンツーメンとは呼ばれていませんでした)、そして一品ものから「台湾唐揚げ」を頂きたいとチョイスしました(またからあげか笑)。
「群ちゃん台湾牛肉麺 明石店」メニューその2
後はドリンクメニューと一品メニューで、仕事終わりの一杯にも対応。おつまみとしてこの「群ちゃん台湾牛肉麺」ウリのウーロン茶煮卵や、牛カルビ串揚げ、豚足、ミミガー(耳)、ガツ(胃袋)等お酒の肴、アテとして堪らない一品が勢ぞろいです。
では、今回は担仔麺、そして台湾唐揚げを楽しみにオーダーし、いよいよ目の前に出されました。
「担仔麺」着丼
群ちゃん台湾牛肉麺 明石店「担仔麺」
コチラが群ちゃんの「担仔麺」(580円(税別))。綺麗に盛られた仕上がりは汁なし麺に近いもので、この様に黄色い麺、もやし等のトッピングで仕上げられた清涼感がありそうな仕上がりでした。
しかし実際には....?まだ想像がつかない味わいはどんなものでしょう?楽しみに頂きたいと思います。
実食
本場の担仔麺は汁ありのものが主流の様ですが、今回はスープというよりも和え麺、まぜそばに近い仕様でしっかり混ぜてから頂くスタイルの様です。
オレンジ色のスープは辣味の効いたオイル分で、ベースは澄んだ茶系でした。
いざ混ぜて頂きます。
一口頂くと、想像を絶する「牛」の旨味が溢れる美味しさ。実はもやしの下に甘辛に煮込まれた牛肉がトッピングされていたんですが、その牛肉の風味がこれでもかとやって来、正直ここまで牛を感じられる美味しさとは想像出来ませんでした。
ベースのスープ自体はそこまで主張が強いものではありませんでしたが、後からじわじわ来る辛さが美味しく、決して激辛では無いアクセントとして機能していました。
全体としてオイル感はそれなりにあったものの、もやしをはじめとした野菜のシャキシャキした爽やかさもありバランス良く。牛肉の煮込んだ風味と甘味のある美味しさが印象的でした。
麺については自家製の玉子麺との事で、見た目から理解出来ます。
もっちりとした加水率高めの麺はこの味わいと見事に絡み、噛み応えもしっかり。量は多く無いもののそれなりにボリューム感を感じられる力強い食感で、日本人の味覚にアレンジされているのが理解出来ました。初めて頂く味わいながら全く違和感無く美味しく頂けました。
「台湾唐揚げ」も実食
群ちゃん台湾牛肉麺「台湾唐揚げ」
やって来た「台湾唐揚げ」はこの様に鶏モモをぶつ切りにしたもので、ほぼ素揚げに近い仕上がりでした。本場感をかなり感じさせましたが、下味もライトで非常に親しみやすく、鶏本来の旨味がしっかり感じられた美味しさで、日本の一般的な唐揚げとはまた違う美味しさが堪能出来ました。
本来ならばビールと一緒に頂くと最高のつまみになるでしょう、しかし今回実はご飯をお供に頂いたのはここだけの話です(笑)。
最後に
今回頂いた担仔麺は本場の味わいとはまた違うオリジナリティに溢れる美味しさだと思います(本場はエビ出汁に肉味噌、ニンニクやパクチーなどを乗せて頂くスタイル)。
しかし想像以上に牛肉の美味しさが堪能出来た一杯には大満足で、また食べたくなる中毒性を感じた程です。
他にもルーローハンや牛肉麺(ニューローメン)の看板メニューもあり、そちらも是非頂きたいと思いました。
もし明石に来る事があれば是非、他ではなかなか味わえない担仔麺を。