
どうも!こんばんは!ものグラムです。
今回は三重県四日市市から、店舗外観、内装がスタイリッシュで独自の世界観のある人気店「麺屋 Aurum(オーラム)」を訪問、ご紹介させて頂きます。
2012年10月1日にオープンし、地元の方に愛される一方、その存在と味わいにラーメンフリークも訪れる味わいは醤油、塩しか無い潔さ。ベースは鶏白湯と魚介のWスープと、実にシンプル。
今回は店舗外観内装の個性にも惹かれ、そこで作り出される店主のシンプルながら奥の深い味わいを楽しみに訪問させて頂きました。
では!実際どんな外観?内装?肝心のラーメンは?を見て参りましょう。ご一緒宜しくお願い致します!
「麺屋 Aurum(オーラム)」に到着

「麺屋 Aurum(オーラム)」店舗外観
今回の訪問は2019年7月22日、11:14。この店舗の前には大きな道路、「笹川通り」があり、実は四日市エリアの中でのひとつのラーメン激戦区でもあり、ココまで来る迄にそれら何軒かを確認出来ました。
しかしこの「麺屋 Aurum」はオープンが2012年10月1日と、その中でしっかりこの地域に根ざした店舗。地元の方にももちろん好評ながら、ラーメンフリークも集まる味わいだそうで、個人的にはこの店舗外観、そして内装のラーメン店らしく無い見た目にまず惹かれたのは正直な所でした。
いよいよ到着したこの時は、白を基調にした店舗外観はかなり遠くからでも認識出来、その存在感はかなり大きかったですが、やはり一見ではラーメン店とはわからないかもしれません。
逆サイドからもう1枚。この様に、一見美容院にも感じさせますが、間違いなくラーメン店。この独創的な外観からかなり拘りを持った店主だというのもうかがえますね。
いよいよ楽しみにイン、させて頂きました。
いよいよ店内へ
今回訪問時は先客無しで貸切状態でしたが、天候はかなり悪い平日でオープン間も無いからでしょう、個人的にはホッとしましたが(笑)、店主は拘りある職人肌でしょう、内装もこの通りです。
恐らくミッドセンチュリーな空間がお好きなのでしょう、ワタシも大好きなので共感出来る空間でしたが、やはりラーメン店?と思わせ、カフェ、美容室、美容院を感じさせるオシャレな空間でした。
そして店主と1対1になりましたが、まずはメニューを。
メニューについて
券売機システムでは無く、このメニューもスタイリッシュ。
まずは麺類から、塩、醤油。タレのみの選択肢で、あとは全部のせ、チャーシュー麺、大盛り設定と、トッピングは自家製味玉、のり、めんま、チャーシュー(3枚)。
サイドメニューはごはん、チャーシューごはんで、ベースのスープは鶏と魚介のスープのラーメンのシンプルさでした。
今回はこのメニュー1番上にある塩が定番で看板でしょう、それのみのオーダーとさせて頂きました。
仕上がりまでのひとときでこの空間を堪能
恐らく基本はワンオペでしょう、スープと麺ゆでを同時に直ぐに出来る様キッチンにこの様に配されており、カウンター直ぐにはどんぶりもスタンバイされ、オペレーションがスムーズに運ぶのが目に見えます。キッチン内も極めてシンプルで動きやすい無駄の無い素晴らしいものだと感じました。
今回座らせて頂いたカウンターの隅には、遠慮がちに傘をさしたカエルさん。「あ”っ!わいもいっしょやんか!傘さしてここ四日市来たで〜!」と思いましたが(それいらんやろ笑)、スタイリッシュな店内に本当に小さく主張している温かみを感じた瞬間でした。
そうこうしているといよいよ完成、店内に入り約5分後の着丼です。
「醤油(ラーメン)」着丼

麺屋 Aurum「塩」
コチラが「麺屋 Aurum」の塩(ラーメン)(680円(税込))。鶏は白湯系ながら結構な色合いを感じ、白湯ながらクリアに感じられる独特な仕上がりで、塩なのに独特の色合いがあるのも特徴的。コラーゲンとオイル感がしっかり出た仕上がりにも感じられます。
シンプルに盛り付けられたチャーシュー、そして白髪ネギと青ネギの彩りも美味しそうです。
では、早速頂きたいと思います。
スープについて
白濁しているのにクリアに感じさせるのは鶏油とコラーゲン質かもしれませんが、この様にかなり綺麗に仕上げられたスープが印象的です。
やはり、レンゲで掬うと白湯と清湯の中間的な独特のクリア感があり、完全に乳白化されていない鶏の旨味を抽出されているのが見た目から理解出来ました。
一口頂くと、鶏の旨味が凝縮でまったりとした若干のとろみがあり、しかし塩タレのキレがバランス良くさっぱりと感じさせる進む美味しさ。まずは鶏の旨味まろやかさと丁寧に処理されただろう臭みの全く無い鶏から入って来ました。
そして余韻には魚介の風味が広がり、鶏メインの魚介も主張した美味しさで、コラーゲンと鶏油のコクがしっかり出た、鶏から魚介のまったりすっきりな美味しさに感じられました。このまったり感のさらっと行けるバランスは美味しかった。
麺について
麺は中細のストレート、角のある仕上がりでした。
一口入れ噛むとビックリ。コリコリとも感じるぷりっぷり感は半端な無く、歯切れの良さと艶ある滑らかさがあり、何より弾ける感が非常に強い食感に驚きました。
しかも中細なのがさらにバランスが良く、かなり軽い感覚でどんどん進む美味しさ、そしてこの麺にしっかり絡み入って来るのはなかなか他では味わえ無いものでした。
この相性はニクいなあ、この麺のチョイスは特筆ものに感じた、この「麺屋Aurum」独自のバランス感に唸った美味しさでした。
最後に
チャーシューの食感の柔らかさ、ジューシーさも美味しく、青ネギ、白髪ネギのスープを頂くと同時に入って来るコンビもなかなか美味しかったですが、やはり半白湯的な鶏の美味しさと魚介が出過ぎず主張するバランス、そして何よりも麺の元気さが独特で、それがこのスープとの相性の最高のマッチングに感じられた美味しさでした。
ラーメンフリーク(ラヲタ)だけで無く、女性にも親しみ易い味わいだと思われた今回の味わいは、親しみ易いのに個性的。
それなんやねん?は是非、実際に頂いて欲しいと思う味わいでした。
三重県四日市市西日野町606-7