多賀野「中華そば」
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どうもっ!ものグラムです。

今回は東京の品川の名店、「中華そば 多賀野(たかの)」を訪問させて頂きましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

1996年創業で23年、現在24年目として営業されている老舗ですが、店主(店長)は高野多賀子(たかのたかこ)氏で女性店主。

今現在も連日行列の出来る店舗として営業されていますが、ワタシものグラムは近畿圏在住の為、なかなか訪問出来ませんでしたが、なんとか今年中(2020年)に訪問させて頂きたく、その念願が叶いご縁を頂きました。

では!多賀野とは?どんな味わい?ご覧頂きたいと思います。ご一緒宜しくお願い致します!!

中華そば 多賀野(たかの)」に到着

「中華そば 多賀野(たかの)」店舗外観 その1

到着は2020年1月10日、12:39。営業時間は11:30〜14:30の昼の部のみ、3時間のみと敷居は若干高めかもしれません。土日祝には長蛇の列が出来る人気店ですが、平日ですと回転の速さもあり比較的難易度は低いかもしれません。

「多賀野」の最寄駅は東急池上線の「荏原中延(えばらなかのぶ)駅」。駅を出て直ぐの一枚だが、中央から左側に既に看板が見え、そこには列をなしているのが見える。

東急池上線で荏原中延(えばらなかのぶ)駅の改札を抜け駅を出ると直ぐに「中華そば 多賀野」があります。

逆サイドからの一枚。写真中央右側が荏原中延駅で、本当に駅前直ぐの立地だと言うのがおわかり頂けると思います。

この日は平日で正午を少々過ぎた時間帯でしたが、行列は10名程度。待ちの来客者は順番に店内入って直ぐの券売機にて食券を購入し、そしてまたその列に戻るシステムとなっています。初めての訪問の場合は少々困惑するかもしれない為、お伝えさせて頂きました。

中華そば 多賀野(たかの)」とは?

この中華そば 多賀野(たかの)ですが、創業は1996年。

店主は高野多賀子(たかのたかこ)氏で、実は女性店主です。

元々主婦をしていましたが、その当時からラーメンが大好きで、朝・昼・晩と家庭でラーメンを作り実食している程だったそうです。

そして、子育てもひと段落し(子供が10歳を過ぎた頃)、ご主人に相談されたそうです。「ラーメン店のアルバイトでもしようかな」と。

するとご主人は「じゃあ、ラーメン店をしようか!」との返答があり、この道が始まったそうです。

そのご主人は「大将」と呼ばれ、大将は多賀子氏を「店長」と呼び、二人三脚で日々営業。

最初の約2年間は本当に大変だったそうですが、お客さんの声をしっかり聞き試行錯誤の日々。その後は行列が出来る人気店として20年以上東京のラーメンシーンを引っ張られた店舗でもありました。

2015年〜2018年版ミシュランガイドでは「ビブグルマン」にも選出された事でも有名です。

夫婦でありながらも職場ではお互い職のパートナーとして店舗を築き上げられましたが、その間に親として子を育てる様、何人もの弟子を独立開業させています。

「自分で暖簾を作れ」

と、責任を持ち愛情を注がれ次世代のラーメン職人を育てられているのもポイントです。

「中華そば 多賀野」店頭の自販機には「ラーメン店やりたい方=募集中=」の張り紙が現在もある。

2019年8月には香港に「多賀野 香港店」がオープンされましたが、多賀野の味わいを実際に店舗で頂いた香港人オーナーの熱烈なオファーである「この味わいを香港で流行らせたい」想いに根負けしたそうです。(実際に店舗にて猛特訓の修行をさせ、条件として出来るだけ日本の食材を使用し同じ味を出してもらう様話をつけられたそうです。)

高野多賀子氏は現在64歳。「東京オリンピックまでは続けたい」と言われていますが、体力が続く限りは一杯でも多く提供したいという想いがあるでしょう。この先の事は誰にもわからずですが、個人的にはそれまでの間にどうしてもと思い、訪問させて頂けた喜びは大きかった次第です。

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先ずは「券売機」からメニューについて

実はアングルが悪く少々見辛いですが(申し訳ございません笑)、基本は「中華そば」、「粟国の塩そば」、「酸辛担麺」、「ごまの辛いそば」。

しかしつけそばとして「豚鴨つけそば」、「粟国の塩つけそば」、「からいつけそば」があり、ラインナップとしてはかなり広いのも特徴です。

個人的には家庭用麺もご紹介させて頂いている為、特筆事項としては「ごまの辛いそば」のカップ麺商品化。日清食品から商品化された味わいはこの店舗での人気の高さから故で、正直オーダーには最後まで迷いました。(商品化された家庭用麺、カップ麺はコチラ「日清 東京・品川の行列店 多賀野 ごまの辛いそば」

しかし今回はやはり原点である味わいを頂きたい想いが強かった為、「中華そば」、そしてこの券売機左下にあるサイドメニュー、「多賀野丼」も絶対に頂きたいとオーダー。

その実食を楽しみに待ちましたが、いよいよその着丼の時がやって来ました。

の前に。その後店内着席前に一枚だけ撮影させて頂きました。それがコチラ。

神棚の様に設けられていたスペースには大小の「左招き猫」。(右は現世利益に程近いお金を招き、対して左はその元である人を招くもの。先天が左、そこからの後天が右との意味合いがあると言われています。)

そしてミシュランガイドの「ビブグルマン」の盾もしっかり飾られていました。

中華そば 多賀野「中華そば」着丼

中華そば 多賀野「中華そば」

器はたこ唐草のブルーの紋様が特徴で、その中のスープは澄んだ醤油に若干の背脂が浮かんだシンプルな一杯。しかしこの盛付けからも非常に存在感を感じさせるのは気のせいか?と、本当に存在感の大きさを感じました。価格は750円。(税込(当時の価格となります))

スープ、麺、トッピングの全てが自家製なのもポイントです。

では、いよいよその味わいを頂きたいと思います。

中華そば 多賀野「中華そば」スープについて

今現在は2年来の念願が叶い使用されている比内地鶏、そして4種の煮干しから抽出される鶏魚介醤油の中華そば。そのスープは清湯の澄んだものでご覧の通りです。

レンゲにて掬うとこの様にキラキラしたオイルとうっすら色づいた醤油を感じさせ、この段階から淡麗な味わいがうかがえます。

一口頂くと、

「嗚呼.....。美味しい。」

鶏ベースの魚介ですが、割烹、和食を思わせる程の繊細さを感じる様で、魚介の存在感は前に出ながらも非常に優しく、しかし鶏の旨味もしっかりでスープの厚みがありながらも全体に優しく感じる美味しさ、不思議な感覚がありました。

本来、魚介の風味は非常に繊細なもので動物系の出汁に負けてしまいがちですが、その存在感をしっかり出しつつ、動物系の旨味、醤油のキレ、そして全体のコクを感じさせるこの感覚はどうしたら出来るのか?思わず考えさせられ唸らせる美味しさ。

そして余韻にはこの多賀野店主の優しさ、愛情が感じられる様な、一見優しくも実はしっかりとした芯と力強さもある、なんとも言葉に表現するのが難しい美味しさに驚きを隠せませんでした。

中華そば 多賀野「中華そば」麺について

麺はこの様に中太のストレートの形状ですが、実は海藻が練り込まれた麺となっています。

実は高野店主の故郷は新潟県で、あの「へぎそば」からヒントを得、自家製麺として毎日店舗にて製麺をされています。

一口頂くと、想像以上にしっかりしたコシのある食感で、麺の断面も角になっており力強かったです。

しかし麺の長さは実はショートで、本当に食べ易く考慮されており非常に食べ易かったのも印象的でした。

歯切れも良く軽快にどんどん進む美味しさはスープ、麺共に、あっという間に完食してしまう一杯でした。

最後に「多賀野丼」

「多賀野丼」(250円(税込)はきめの細かい削り節に温玉が乗せられたシンプルな丼でしたが、このシンプルさがまた非常に美味しく、ありそうでなかなか無い味わい。

温玉の黄身もちょうど良い仕上がりで崩しても流れ出る事が無く、ご飯、削り節、温玉の三位一体のバランスを保ちながら最後まで一気に頂けました。

どこか懐かしい味わいでもありましたが、今となっては逆に新鮮に感じられ、優しさに包まれる様でもありました。

実食を終えて

今回訪問させて頂きました「中華そば 多賀野(たかの)」ですが、頂いた後からじわじわと余韻が膨らむ様な美味しさを感じさせ、店主である高野氏、大将の愛情がダイレクトに感じられました。

その愛情が味わいとしてしっかり感じられるのは決して派手では無いながら、ひとつひとつのパーツに非常に手間暇が掛けられているのを後からじわじわ感じられるのが大きかったです。

完全無化調なので、スープを最後の一滴まで全て飲み干せる美味しさも特筆でした。

「この味は継承できない」

と高野店主が仰られている意味が直ぐに理解出来る一杯が頂ける...のはそう長くはないのかもしれません。

1日でも長く、元気に営業される事をこの場を借りお伝えさせて頂きたいと思います。

中華そば 多賀野(たかの)
住所
東京都品川区中延2-15-10
TEL
03-3787-2100
営業時間
11:30〜14:30
定休日
木曜
公式HP
MAP

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