
どうも!ものグラムです。
今回は和歌山の御坊(ごぼう)エリアから、鶏白湯をメインにしながら多彩なメニューを提供する注目の店舗、「ramen BIRDMAN」のご紹介です。
御坊市は和歌山駅の中心部から南へ約60km程離れた、自然の織りなす風景ののどかで綺麗な場所。しかし意外とラーメン店が多い激戦区でもあり、今回個人的には初の訪問でした。
以前から訪問させて頂きたいと思っていたのが今回ご紹介の「ramen BIRDMAN」ですが、オープンは2014年7月28日、店主は中村氏で、ご夫婦で切盛りされています。
では!どんな店舗?どんなメニュー構成?何食ってん?しっかり見て参りましょう、宜しくお願い致します!
Contents
「ramen BIRDMAN」に到着
「ramen BIRDMAN」店舗外観
訪問は2019年11月6日、11:49。実は1軒目訪問の次が今回の2軒目でしたが、駐車場を探すのに苦戦しました(笑)。店舗が用意しているスペースは2台あり、御坊税務署西側にあるそうですが見付けられず(笑)、徒歩10分圏内のコインパーキングに駐車し歩いてゴールとなりました。(今回専用駐車場情報を提供出来ずすみません、がコインパーキングはありますので車でお越しの方は必ず周辺店舗の駐車場に駐めない様、お願い申し上げます)
平日と言うのもあり今回は静かな店舗前でしたが、県外からの来客も多いそうで、行列の出来る店舗となっています。
和歌山県全体でも珍しい鶏白湯をメインに提供される店舗で、それ以外にも多彩なメニューが好評との事で非常に楽しみでした。ではいよいよ、楽しみにインさせて頂きましょう。
「ramen BIRDMAN」店内へ
「ramen BIRDMAN」店内。非常にシンプルでスタイリッシュ。カフェの様な洗練された清潔感ある空間に癒される。
この様に、入って右側がキッチンと対面カウンター、左側にテーブルのある全16席の店内は、温かい黄色い電球照明が印象的なカフェを思わせるオシャレなもので、個人的にはかなり堪らない空間でした。
入って直ぐ左に券売機があり、まずはそちらを購入後、お冷はセルフのシステムでしたが、実は食券を購入している間に中村店主奥様がすでにお冷をカウンターテーブルに用意してくれており、温かくおもてなしされたのも印象的でした。
では、早速ですが、この界隈では珍しい多彩なラインナップを誇るメニューをご覧頂きましょう(時空逆で参ります笑)。
「ramen BIRDMAN」メニューについて
時空逆で入店後直ぐ左側に鎮座していたのが小型の券売機。しっかり全てのボタンにメニューが埋められています。
ラーメンの看板メニューはやはり、券売機左上からの法則にのっとった(左上からメインを配置するのが一般的でありゴールデンボタンでもある(注:しかし全ての店舗に当てはまるものでは無い(どないやねん笑))、「濃厚鶏soba塩」から始まり、「濃厚鶏soba醤油」。濃厚な鶏白湯のタレ2種ですが、それだけでは無く。
実は人気の「淡麗煮干soba(柚子塩)」、「淡麗煮干soba(たまり醤油)」と、煮干を前に出した鶏支えの清湯(チンタン)な一品もあり、個人的にはかなりそそられます。
そして鶏白湯ベースの発展系でしょう、「RED CHICKEN」、「WHITE CHICKEN」があり、その横にはなんと「カレー鶏soba」までありました。
そして限定麺にも意欲的に取り組み開発されており、この日は「ドロドロ煮干しsoba」が用意されており、もし地元で何度も訪問していたとすると即オーダーとなるでしょう。
後はサイドメニューですが、もう一枚写真をご覧頂きましょう。
サイドメニューのセットには丼セット(280円)(価格は以下全て税込となります)、そしてまんぷくセット(380円)があります。
丼セットは3種、「炙りチャーシュー丼」、「自家製なめたけ丼」、「紀州うめどり たまごかけご飯」からチョイス出来る様になっているのはかなり良心的。自家製なめたけ丼は一体どんな味わいなのか?非常に頂きたくなる衝動に駆られました。
まんぷくセットは3種の丼+さらに!からあげ2個orギョウザ3個のチョイスが出来る様になっており、この価格設定は非常にサービス精神に溢れたものに感じさせました。選択肢の楽しみの裏にはその分の仕込みが要る訳で、その手間暇を掛けてユーザーに提供する、非常にワクワクさせるものでした。
しかし。。今回個人的には3軒実食の我がハードルがある訳で(勝手な設定です笑)、丼セット、まんぷくセットは自粛となります(なんやそれ笑)。
ですが!今回は「ramen BIRDMAN」、鶏、からあげはどうしても頂きたいと、実は券売機下から2列目の1番左、「うめどり からあげ3個(or揚げギョウザ7個)」をポチッと、手渡す際にもちろん「からあげ」とオーダーしました。(笑)
あと、もうひとつ、今回は主力看板メニューを頂こうと思いながら、どうしても衝動が抑えきれずオーダーしたのはなんと「カレー鶏soba」。(笑)正直少々体力的に消耗していたのもあるでしょう(笑)、そう言う時にどうしてもカラダが欲したその味わい、今回は変化球で頂く事となりました(ひとごとかえ?笑)。
そうこうしているとあっという間に目の前に着丼。いよいよその一杯とご対麺です。
ramen BIRDMAN「カレー鶏soba」着丼
ramen BIRDMAN「カレー鶏soba」
本当の本当の本音は「淡麗煮干しsoba(たまり醤油)」を頂きかった、でもそれを押していいのか?「濃厚鶏soba(塩)」を押すべきなのでは無いか?と葛藤の中、実は即決で頭で考える前に押してしまったと言っても過言では無い結果がコチラ(まわりくどいな笑)。「カレー鶏soba」(850円)。
素直に頂きたかったっすよと修正し(笑)。目の前に出された一杯の着丼は鶏白湯からの白濁濃厚感を感じさせながら立派なカレーの黄色から褐色の色合い。盛付けは非常に繊細でキレイ。なるとも鎮座しているのが素晴らしいと感じさせました。
では。今回は「ramen BIRDMAN」の看板の濃厚な鶏白湯でも無く、清湯の淡麗煮干しでもありませんが、この味わいから店主の想いを感じてみたいと思います。
ramen BIRDMAN「カレー鶏soba」スープについて
まず感じたのは本当にカレーカレーしてる、と言っては語弊があるかもしれませんが(笑)、かなりしっかりしたカレー色を感じさせました。濃厚な鶏白湯がしっかりベースで、それにどうカレーの要素をプラスされたか?ターメリック等のスパイスを軽くプラスしたのか?その辺りのカレー感が楽しみでした。
オシャレな木のスプーン?レンゲとなるものでそのスープを掬うと、とろっと入って来る濃度の高いスープなのが瞬時に確認出来ます。そしてこのカレー感、本当に美味しそうです。
そして一口。
「うっわ!めっちゃカレー!」
と、濃厚でとろみも強い鶏白湯の味わいに負けない様なカレーのスパイス感とキレのある味付けが施されていました。
濃厚鶏sobaをもし頂いたならば、なかなかしっかりとした鶏の旨味を堪能出来たと思いますが、このカレー鶏sobaはカレーテイストを足しただけで無く、しっかりカレーが前に出た美味しさだったのが印象的でした。
かと言って辛さはそこまで強いものでは無く、あくまでカレーの味わいを堪能出来る様に調整されているのも素晴らしく感じました。
麺について
麺はこの様に中太のストレート麺ですが、創業昭和25年の和歌山の老舗製麺メーカーである成戸製麺のものを使用されている様です。
この写真からもご覧頂けると思いますが、持ち上げる段階でしっかりカレーが絡み美味しそうです。
もっちりした弾力の強さとすべすべの滑らかな食感に予想以上のカレーが運ばれて来る一体感。至福の時とはまさにこれで、麺とスープの相性もピッタリでした。
まろやかながらにカレーの主張がしっかりした美味しさに、やはり最後は〆のご飯が欲しくなった程。しかし今回はご飯無しで飲み干しました。
「うめどり からあげ」について
コチラが「うめどり からあげ3個」(380円)。写真で見るとそんなに大きく無い様に見えるかもしれませんが、実は1個1個は結構な大きさ。お皿の下には野菜も盛り付けられており、やはり少々ご飯が欲しくなってしまいました(しつこいな笑)。
カラッとした感覚よりもジューシューさが素晴らしいからあげで、鶏自体の食感もプリプリ。弾ける様な元気さを感じた美味しさは他ではなかなか頂けないもので、非常に美味しかったです。衣よりも鶏本来の美味しさを堪能出来るものでした。
最後に
今回は初訪問の「ramen BIRDMAN」でしたが、次頂きたいのは「淡麗煮干しsoba」でしょうか。濃厚系の美味しさを今回しっかり堪能出来たのもあり、次回は淡麗な美味しさをどう表現されているのか?非常に楽しみにさせました。
もし御坊エリアに行かれる予定があれば、選択肢のうちのひとつに加えられてみてはいかがでしょうか。オススメの店舗です。