山為食堂「中華そば」
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どうも!こんばんは!ものグラムです。

今回は和歌山の遠征から、この店舗も絶対に外せないと言える「山為食堂」を訪問、ご紹介させて頂きたいと思います。

現在は2代目と3代目が切り盛りする、創業1953年の老舗でもあり、和歌山ラーメンと言えば「車庫前系」、「井出系」と言われますが、第3の味わいとする「山為系」とも言われる程。

では!その歴史とは?山為系?豚骨?その辺りを実際に見て参りましょう!ご一緒宜しくお願い致します!

「山為食堂」に到着

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「山為食堂」店舗外観

 

訪問は2019年7月11日、11:27。実は到着と言いこの写真を載せるとかなりスマートですが、この到着までの道のりは非常に長く険しいもので、単純に自分自身のミスではありますが、約1時間半ウォーキングをしてのこの瞬間は堪らないものがありました(笑)。

【関連記事】和歌山遠征3日目の2軒目が1軒目に。「19年7発目3日目 和歌山ダイジェスト その6」は↓コチラ

実はこのショットは実食後のもので、到着時は店舗敷地内駐車場2台が満車で店舗全体がしっかり写っていなかった為こちらを採用させて頂いています。

到着時は平日というのもあるでしょう、店舗外には待ちは無く意外でした。しかしやはり行列が出来る日もありこの日は比較的空いていた様です。

いよいよ「山為食堂」店内へ

店内へ入ると「いらっしゃ〜い!」と元気な声があり、それなりに来客もありましたが一番手前のテーブルが空いており、そこに座らせて頂きました。

この様に昭和の空間を今もなお引き継ぐ趣のある店内はタイムスリップさせる様な感覚ですが、それなりに縦長に広く居心地が良かったです。

創業は1953年(昭和28年)で、現在は2代目と3代目、親子で切り盛りされており、初代も2代目の父親が創業の”友石家”によりその味わいを継承され現在で約66年にもなる老舗です。

「山為食堂」とは、初代が和歌山の老舗食堂の「力餅食堂」(現在も和歌山市の商店街「ぶらくり丁」に店舗があり)で修行をしており、その力餅食堂の暖簾分け店舗に山為と言う食堂があり手伝いに行かれていたそうです。そして独立する意向を示した時に「山為って名前でするか?」と言われそれを店名にした、元はうどん・そばメインの食堂をオープン。

その後にラーメンをやろうかと言う運びになり、初代自らが作り出した味わいで、それを現在引き継ぎ今も尚その味わいを頂け、その独自の味わいに定評がある店舗なんです。

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メニューについて

テーブル上に置かれている「お品書き」を見ると、麺類とあり、まず最初にうどんから始まっているのがその食堂の名残でしょう。うどん、しのだ、あんかけ、けいらん、玉子うどん、カレーうどん(あげ入り)、肉うどん、肉とじうどん、肉カレーうどんとかなりうどんレパートリーが豊富でラーメン?と思われるかもしれません。

しかしその後には中華そば、からみそめん、チャーシューメンがあり、ベースは豚骨と醤油の中華そばで、2代目店主が好きな辛いものからからみそめんが生みだされたそうで、2代目はかなり気に入っているものの地元ではやはり中華そばの方が美味しいと言われ苦笑だそうです。

この訪問時でうどん系オーダーは無し。やはり今では主力商品は圧倒的に中華そばで、からみそめんのオーダーもありませんでした。

今回はもちろん「中華そば」オーダー。楽しみに待つ事たった4分、速攻でやって来ました。

山為食堂「中華そば」いよいよ着丼

和歌山ラーメン 中華そば 山為食堂

山為食堂「中華そば」

 

コチラが山為食堂の「中華そば」(850円(税込))。お盆が無く箸をどんぶりに架け橋した状態で提供されるのも独自で、個人的に初めての光景でした。

醤油から来る色目はしっかり感じられるものの、この豚骨の出具合は他では全く見られないもので、2代目友石店主が「車庫前系」か「井出系」?と聞かれた時に返したのが「山為系」と、独自の味わいの自信と誇りがあるのを感じさせるのを頷ける仕上がりで、うどん・そば提供の食堂の名残を感じさせる盛付けがまた他には無い唯一無二では無いか?と。

「これは!見た事が無いけど絶対に美味しそう!」

個人的にそう思わせた仕上がり、まずは見た目からの導入でした。

スープについて

まろやかそうななんとも言えないこの仕上がり。他では絶対に見られない豚骨と醤油のタレが混ざったスープですが、さらっと、では無いでしょう、しかしどろっとした感も無い独特な感覚。

ココもレンゲは無く「デッド飲み」(どんぶりから直接スープを頂くラーメン専門用語)で一口。

「お、おわわ!」

正直、言葉に表すのが困難に感じられる、鼻を通り過ぎる豚骨の風味たるやなかなか。そしてさらっとはしておらずかなりとろっとしたもので、水と豚骨のみを3日間煮込んで完成させたものだそうですが、3日も煮込みながらパワフルこってり感が無く繊細に感じさせる仕上がりなのが唯一無二。とろっとはしており旨味は凝縮されているにも関わらず、コラーゲンや脂質が出過ぎずクドさは全く無し。

後、味付けに関しても最小限に抑えられている様に感じ優しさを憶えるのが不思議で印象的でした。

「ただ炊いてドロドロにしてはいけないし、骨も大きい時もあれば小さい時もあるし、砕き方もそれぞれある」

今では3代目にしっかり付き要所要所を教えながら作られているそうですが、豚骨と言えど、今までに頂いた事の無い髄からの旨味、そして骨粉が紛れ入って来る美味しさはそうそう頂けないと思いました。繊細さを感じる美味しさでした。

麺について

和歌山のラーメンの一般的に提供される麺は中細が一般的ながら、コチラの麺は中太。製麺機のローラーで2度巻き込む麺を特注でオーダーしているそうですが、一口頂くとその食感は歴然。

かなり力強いがっしりとした麺で、密度の高いごんにょとしたつけ麺を思わせる程の食感。しかしそれがスープに絡む絶妙な美味しさを感じさせました。

この麺の力強さに馴染むスープもそれ相応に強い筈ではあるながら、実はかなり食べ易く軽快な感覚を持たせる美味しさは本当に他では味わえ無いと思った、唸った一杯でした。

最後に

この豚骨アプローチは全国的に見ても稀だと思わせた一杯(実食経験は決して多くはありませんが)で、やはり今までには頂いた事の無い独自なものと言えると思います。

今では全国各地のラーメンフリークが訪れる店舗のひとつですが、決してマニアックな味わいでは無く、すぅと入って来る豚骨の風味と美味しさがあり、しかし麺のチョイスが意外過ぎた力強さで、それが軽く感じられるのはそうそう簡単に作れるものでは無い、それを確信出来た美味しさでした。

でも、「和歌山ラーメンってこんな味なのね?」では無い、豚骨と醤油の味わいは和歌山ですが、決して一般的に属さない唯一無二の「和歌山ラーメン」でもあるでしょう。

その味わいが知りたいと言う方は是非!やはりこの店舗、「山為食堂」に来る他選択肢が無いと断言出来る美味しさで、頂いて欲しいと思う一杯でした。

山為食堂
住所
和歌山県和歌山市福町12
TEL
073-422-9113
営業時間
11:00〜17:00
定休日
日曜
MAP

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